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04.[背骨の乗車権](1/1)













この流れいくものに乗ったら何処へたどり着くんですか
そんなんだから何処へもたどり着けない
生きる自分がいないなら


消えてしまえばいいんだ、その方がいくらか楽だろう
それでも涙が出るのなら
真剣に命を懸けて葛藤をちゃんと背負ってみろ



誰に僕の全てが分かるだろう
分かったところでどうなるの
分かったって分からなくなったって僕は僕にしか理解できない


知るよりも受け止められるかが大事じゃない?
受け止められるだけの器が必要じゃない?
急ぐなよ、明日もきっと生きてる



あの頃流れた血よりも今
黒いものが体から流れ落ちる
そうか、これが死ってやつか、本当の終わりってやつか

このままこれを垂れ流してたら

自分さえ諦めるって事か



嫌だな、そう思ったからって何ができる訳でもないけど
無駄な言葉は仕舞うよ

死をもってして逃げれる事は案外少ない

次の行き先には連れてってくれるけど
だから何って思ったのなら
潔く降りる場所を決断するべきだ、だらだらと

乗っていたって振り返るにも値しない時間が降り積もるだけ
痩せ細った自分が無理に笑って
必要以上に失っていくだけ


勘違いするなよ、止まる事は失う事じゃない
それで消えてしまうものなら

追う価値もなかったと突き進める信念を掲げろ

誰にどう思われたっていい
でも数少なくとも仲間がいる
それらをないがしろにしてしまったらそれが僕の失う意味

自分の為に血を流すのは辛いだろう
でもそれは自分の為という誰かの為だったりするから
朝日へと向かってこうと思う


壁なんてなくなったように思える今は

きっと昔よりも壁だらけだ











































































次はどうなるのかな
一筋縄ではいかないよな
焦ってあらゆるものであらゆるところを補おうとするけど


そうじゃないんだよな
補おうとか手に入れようとかじゃなくて
そのままで飛び込んでいけないから何処へも行けない



意味を知らないまま上手く歌う人と
意味を何となく分かってても上手に歌えない人
どっちが未来があると思う?


またこうやって極論の極論
そんな簡単にはいかないけど言いたい事は分かる
分かってしまうからやっぱりまだ旅は終えられないや



投げつけるから返ってくるんだろう
その何の意味も持たないような感情にも
置いておくべきとこが心にあるって事だろう

その意味が分かる頃

生きてるかは知らないけど、今はただ



負け犬の遠吠えだとしても雄叫びを上げていたい
どうせ静かに壊れてく命だから

後悔しないように後悔をしてたい

完璧なだけの形なら価値もない
ただ気持ちをずっと感じていたいから
諦めてしまう姿なんて自分だって見たくない

出し切って、出し切って
それでも全部は出し切れないで悔しくて、情けなくて
明日を見る、そんな明日であって欲しいって思うんだ


理想と現実は比べるものじゃない
現実があるから理想があって

理想があるから現実がある、それはそれぞれの世界と循環

一番大事なのはその中間に自分を置いてけぼりにしないで
自分にはできる事、できない事あって
自分だから出逢う誰かがいる

自分が叶えられなかった世界や
見失ってしまった日々を誰かに押し付けるんじゃなくて
その雄大な背中で見せておくれ


持て余した情熱を怒りに変えるんじゃなくて

ちゃんと一人で立ち上がってみせて





































































一人分の席と一人分の体に
僕は一体どれだけの想いや思い出を詰め込んできただろう

この窮屈さは苦しさじゃない

みんな今日も僕と共にいてくれるから






答え合わせしてみようか、違っていたって構わない
違いを怖れていたら何も曝け出せない

並行線でいいよ、並んで歩こう

今は全力で、申し訳ないけど自分自身に全力で
いつかそれが自分を通して伝えられるように
手を抜かないで迷走してくから

この血を嫌がらないでくれよ
この声を塞がないでくれよ
全て見ててくれ、全て感じててくれ、誰よりも僕のそばで




遠い昔、彼方へ歩いてく人の影
忘れもしない大きい背中

僕ら乗車券を握ったまま




































































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