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05.[もうこのままでいくしかないんじゃない](1/1)












本当に昔からお前とは
あーだこーだどうでもいい事まで語り合ってきたけれど
僕達は結局未だ何も決められてないよな


あの時夜まで語り合った事は
そんなに難しい事だったかな
あの日思い描いた夢や未来はそんな複雑だったかな



この歳になって元も子もない事言うけど
僕はもう何が叶ったとかどうでもいいと思ってるよ
叶わなくていいとさえ思ってるよ


こうしてこの歳まで変わらずにお前と
語り合ってこれたから、笑い合っていれるから
もう何も決められない人生でいいや



ダメで元々で、この歳までうだうだやってる僕達に
輝く未来とか映える希望とか似合わないよ
ただ忘れないでおいて

集合はいつも心のここで

帰ってこれる場所があるから大丈夫だって



無責任だけども
あの頃と同じようにお前は突っ走って僕に勢いを教えてくれ

僕はお前に始まりをいつも教えるから

お互い頑張ってるから
今日も同じ位置で笑い合える
勝った負けたじゃなくてお前とずっと笑いたいから頑張るよ

失敗しない人生はないから
失敗しないように生きようなんて
つまらない考えの為に本当に大切なもの落とすなよ


あの頃話してたような
世界がひっくり返るような事はないと分かった今でも

あの頃と同じ本気度で企みを語り合って明けようよ

今更友達だなんて恥ずかしいだけで
別に言わなくていい間柄
ただ顔が会えば自然と一緒に歩み出せる間柄

こんなところだから言うけどありがとう
きっとお前はありがとうとかじゃないだろって言う
僕もそうは思うけど言葉がないんだな


今この気持ちを示せるような言葉がないんだな

まぁいいや、ありがとう

















































































まともじゃまともには生きられない
今日だってあっちかな、こっちかなって具合に
迷って途方に暮れて葛藤してたりする


ただそんな時お前もきっとこんな感じなんだろうって
繋がれるこの気持ちが大切なのかなって
強く抱き締めてたりする



お互いにありふれたものが大嫌いで
変なクセをつける曲がり者だから
生きづらいよな、でもきっと誰よりもずっと


ありふれたものが欲しかったんだよな
今日も僕とお前が一緒にほっつき歩けるこれは
ありふれたもの以外のなにものでもないじゃないか



時には別々で、時には独り独りで
沢山の世界を見てきたからかな
背伸びした理論武装よりぶつかれる信頼だって思うよ

お前は知らないけど僕はやっぱここがいいや

何とも言い難いここが僕はいいや



世界中の幸せを願えるような僕達ではないけど
お互いの幸せぐらいは考えられるから

今日も空がこんなに青く遠い

お前は優しいよ
世間がどう言ったって僕が分かってやれればいい
それは僕も同じ、お前が分かっててくれればそれでいいんだ

世界中がイエスと言ったって僕達はノーって
突き付けてバックレるんだ
息を切らして走って命の鼓動を確かめるんだ


通せんぼの現状なんていつもの事で
いつもの事なのにまた迷う僕達で

そこが良いとこで悪いとこでなんだか人間臭いとこで

特にこだわりがないようで
こだわりだらけのお前にくっつてきて
真理みたいものを僕は教えられてきた気がするよ

何の変哲もない言葉だけど
お前が言う頑張れは僕を何やかんやこんな未来まで
連れてきてくれた、真っ直ぐ生かしてくれた


やっぱ敵わないや
お前の何気ない一言や姿には敵わないや

頑張るよ



























































いつまでこんな事してるんだろうじゃなくて
いつまでもこんな事していたいでいいじゃないか

結局もうこのままいくしかないんじゃない





こんな一つ一つもまたお前と話して
打ち上げられたからちゃんと進んでいけそうだよ

空を見上げれば今まで打ち上げた想い、想い、想い

お互い簡単にはいかないもんで
当分まだまだ蛇行していきそうな足跡
形になったものなら心にあるなんて

屁理屈とも希望とも捉えられる言い方をして
懸命に生きた心に身を委ねていたいだけ
一度乗りかけた船を未だ降りたくないだけ




お前と僕の行き先は今日も真っ暗で
毎日が完結のないゴールって日々なんだろう

それはつまり終わらない青春でいいんだよ


































































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