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06.[桜色](1/1)













人生で日々振り返るものがあるとすれば君の顔なんだよ
生きて、生きて思い返し確かめるものがあるとすれば
君の姿なんだよ


僕に恋を教えてくれたのは君だった
そしていつも、今も
静かに僕を支えてくれてるのはあの頃の駆け抜けた情熱



今でも君を恋しく思うよ
でも荒れ狂う世の波や移ろい続ける自分自身に
そんな事ばかり言ってられずだんだん薄れていった


でも未だに青春時代のように
感情的になる1日があったり、感傷的に涙する夜があって
君を想えば元気になれる僕がいた



あの頃手にできなかった沢山のものに囲まれて
見失っていた大切な指針
前に進んでるはずなのにいつも付きまとう虚しさ

ふと君の笑ってる写真を見つけたら

僕はあの日と同じように自然と言葉を綴っていた



君はずっと僕にとって桜色
息が詰まりそうなくらい想いの丈伸びて

こんな世界でもそんな捨てたもんじゃないと思えるんだ

今君は何を考えて、誰を想い生きてるのかな
僕の想いはどうであれ君の人生や日々が
今日も平和で優しくありますように

僕もまだ人生を諦めないで生きてるよ
あの頃とはちょっと違うかもしれないけど
今日も目指してる場所は変わってない


きっと僕の心の根底にとって君は
切っても切り離せない想いの泉のようなもの

こんな未来まで来ても僕はまた君に恋をする

どんな寒い夜の風に身を包んでいたとしても
こんな僕でも生きてていいんだって
白昼夢の温かい陽のように受け止めてくれる

君を想い生きた時間が今の僕を生かすから
いつもどんな時だって今の自分に葛藤してる
きっとそれは幸せな事なんでしょうね


花びらが舞い散る、草花がそっとなびく

君を想い僕は生きる














































































何事にも始まりがあれば終わりがあるように
きっとこんな気持ちの一つ一つにも終わりがあるんだと
大人を気取り怖がった


見えない気持ちの中には計り知れない想いが巡ってるなんて
どれだけも学んできたはずなのに
信じる事ができなくなってた



追いついていたはずの足音は
だんだん方向をずれていって、目の前の出来事が全てになって
何が大切かも朧げになって


夢の跡には何が残るとか愛が何を生むのかなんて
強情張って一人で持とうとした
本当は自分がその答えをよく知ってるのに



ありとあらゆるものを手にしたとして
やっぱり君を素直に想って生きられないなら違うんだ
何一つ良かったなんて言えないや

あの日と同じくらい切実に

あとどれくらいで君に届くだろうなんてただただ、まだまだ



僕はずっと君の桜色の途中
夢のまた夢の続き、君という人に胸締め付けられて

高い高い空を描く人

君に精一杯自分を伝えようとした日々はもう過去
でも昨日もきっと明日も僕は言葉ない君への想い
飛ばして生きてるんでしょう

形のないところから生まれて
形のないところへと消えていく
それはまるで命みたいで、心と心をそっと紡いでくれるようで


もっとよりもっと、すごくよりすごく
若い頃の走り書きみたいに

言葉より気持ちが滲む、君という存在はそのままで

この風が持っていってくれるだろう
この風が運んでくれるだろう
この風が僕じゃどうしようもない想いを導いてくれるだろう

そんな不確かなで曖昧な場所に
いつも僕は確かな想いを見つけて
信じる事で君という姿を景色の中思い浮かべてきた


そんな景色達は随分経った今でも

気持ちと共にはっきり僕に呼びかける
















































こんなありきたりな想いをありがとう
こんな素晴らしい普通をありがとう

君を想ってきたから叶えられてきた
僕の生き方の様々、僕の暮らしの様々

どうか、これからも一緒に





君はずっとこれからも僕にとっての桜色
この胸の片側のところ

溢れんばかりの気持ちの真ん中のところ空に放つ人

遠回りして、遠回りして、また同じところへ帰ってくる
僕はどんな場所へ行こうとしてたんだろう
君はいつだってここにいてくれたね

優しい香りがこの身体をすり抜けていった
まるで今まで忘れていた懐かしい想いを
この心の中にそっと戻してくれるように




生きていよう、歩いてこう

桜色の君と共に、この人生を、この足取りで

































































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